ワックスで生ガキの賞味期限3倍に、SA社
南オーストラリア(SA)州アデレードに本社を置くシモンズ・シーフード・マーケティング・エージェンシー(SSMA)が、生ガキの品質保持期限を、最大で3倍延長するための機械の開発を進めている。
NZでカキ早むき選手権! 日本・世界大会へ
日本のイベントプロモーション会社LA DITTA(ラ・ディッタ、東京都港区)が8月20日、ニュージーランド(NZ)のオークランドで、カキをむく速さとその美しさを競う「NZ牡蠣早むき選手権」を初開催する。
アサヒガニ大手、小売向けで価値引き上げ
オーストラリアで最大のアサヒガニ(Spanner crab)の漁獲割り当てを持つ、フレーザー・アイル・スパナー・クラブス(Fraser Isle Spanner Crabs、FISC)は今後、調理済みを含む商品の小売市場への出荷を増やすことで、アサヒガニの商品価値を高めたい考えだ。
QLD州エビ養殖会社、 新施設が来年着工
クイーンズランド(QLD)州北部エア(Aye)地方に拠点を置くブラックタイガー(ウシエビ)養殖企業パシフィック・リーフ・フィッシャリーズ(PRF)が、養殖場の拡張計画を進めている。
NZ社が新高速監視船発表、密漁防止に
ニュージーランド(NZ)のオークランドに本社を置く船舶デザインのLOMOcean Designはこのほど、違法漁業の取り締まり活動での使用を想定した、トライマラン(三胴船)の高速監視船「アースレース・コンサベーション(Earthrace Conservation)」のコンセプトデザインを発表した。
クリーン・シーズ、アジアにヒラマサ輸出
南オーストラリア州ポートリンカーン拠点の水産会社クリーン・シーズ・ツナが、同州に拠点を置く高級食材販売ベストン・グローバル・フードと共同で、中国や香港、韓国向けにキングフィッシュ(ヒラマサ)を輸出する。
南インド洋協定、底魚漁業の管理規則を採択
水産庁は11日、南インド洋での漁業資源の保存管理を目的とする「南インド洋漁業協定(SIOFA)」の第3回締結国会議の結果を発表し、底びき網や底はえ縄などの底魚漁業の保存管理について、漁船の登録や操業データの収集、違法漁船(IUU漁船)リストのリスク作成にかんする規則を採択したことを明らかにした。
豪のツナ缶4割に環境認証、世界をリード
オーストラリアの店頭で販売されるツナ缶の43%以上で、持続可能な方法で漁獲されたマグロやカツオを使用したツナ缶に表示されるロゴ「パシフィカル(Pasifical)」や、英ロンドンに本部を置く非営利団体(NPO)の海洋管理協議会(MSC)による認証ロゴが表示されていることが分かった。
WAのバラマンディ養殖会社、 生産倍増へ
西オーストラリア(WA)州パース拠点で、バラマンディの養殖を行うマリーン・プロデュース・オーストラリア(MPA)がこのほど、生産能力を年間1万5,000トンと現在の2倍以上に引き上げることで、州政府からの許可を得た。