豪WTO提訴で対中反撃開始 貿易紛争泥沼化
オーストラリアのモリソン政権は、中国が5月に導入したオーストラリア産大麦に対する最大80%を超える追加関税に関し、世界貿易機関(WTO)に提訴する方針を固めた。
ここにも紛争の種?トレス海峡に中国漁船
パプアニューギニア(PNG)の島に中国が水産物加工場を建設することから、PNGとオーストラリアの間のトレス海峡に中国の漁船が進出する可能性が生じ、水産資源の枯渇や不法漁業などにオーストラリアの業界が懸念を抱いている。
NZ水産大手、コロナ禍で増えた在庫放出へ
ニュージーランド(NZ)の水産大手サンフォードが、新型コロナウイルスのパンデミック(世界的大流行)の最中に積み上がった海産物の在庫を売りに出す計画だ。
NZ10月貿易収支、水産物輸出が3割増
ニュージーランド(NZ)統計局が26日に発表した、10月の貿易収支(季節調整値)は2億1,300万NZドル(1NZドル=約73万円)の黒字となった。
豪水産業界、初の業界一丸キャンペーン
新型コロナウイルスの影響を受けたオーストラリアの水産業界で、国内消費の増加を目的としたマーケティング・キャンペーン「グレート・オーストラリアン・シーフード」が実施されることが分かった。
豪農産物、中国向け禁輸観測で不安高まる 米国次第の見方も
中国政府が今月6日からオーストラリア産の木材やロブスター、砂糖、石炭、銅など7品目の輸入を禁止するとの臆測が広がり、輸出業者の間で不安が高まっていたが、12日時点でビクトリア州の丸太を除き、大きな変化は見られていないようだ。
SA漁獲新割当、7割が事業継続不可に=漁連
南オーストラリア(SA)州政府が州内の商業漁業を対象に来年7月までに漁獲割当制度の導入を進めていることについて、業界団体の海洋漁業連盟(MFA)が、大手水産会社が制度の抜け穴を使って割当量を買い占める可能性があると主張、反対の署名活動を開始した。
国産じゃない!食品シンプロット、表示変更
食品加工大手シンプロットは、31種類の冷凍水産食品のラベルを「オーストラリア産(“Made in Australia)」を、「オーストラリアで梱包(Packed in Australia)」に変更することを決めた。