メタン削減の海藻研究、 豪科学賞の最終候補
家畜からのメタンガス排出削減効果が期待される海藻カギケノリ(Asparagopsis)の研究開発を進める「フューチャーフィード(FutureFeed)」が、オーストラリアの優秀な科学研究やイノベーション活動に贈られる「ユリーカ(Eureka)賞」の今年の最終選考に残ったことが分かった。
クリーン・シーズ、 SAでヒラマサ養殖開始
オーストラリア・南オーストラリア(SA)州の水産養殖会社クリーン・シーズ・シーフードは、同州スペンサー湾のワイアラ近くにあるフィッツジェラルド・ベイで、イエローテール・キングフィッシュ(ヒラマサ)の養殖を開始した。
NZ8月貿易、赤字21億$も食品類は輸出増
ニュージーランド(NZ)政府統計局が先月24日に発表した、8月の貿易収支(季節調整値)は9億5,000万NZドル(約739億円)の赤字となった。
今週の農業1行フラッシュニュース!
【酪農】フォンテラ、豪部門上場でJARDEN起用(AFR)
【穀物】サンライス、今年は収穫10倍に
コメ製品製造輸出大手サンライスは、今年のコメの生産量が41万7,000トンで、前年の4万5,000トンから10倍以上になると予想していることが分かった。
豪サーモン養殖の環境認証、 業界を二分
動物愛護団体アニマル・オーストラリアが、サーモン養殖に対する王立動物虐待防止協会(RSPCA)などの環境認証の手法を分析し、不十分だと批判した。
NZキングサーモン、環境基準の変更果たせず
キングサーモンの養殖から加工までを手掛けるニュージーランド(NZ)の上場企業NZキングサーモン(NZKS)は、同社が養殖を行う南島北部マールボロ・サウンズの環境基準の見直しを要請したが、結果的に汚染が拡大することを懸念した環境保護団体の反対に遭い、却下された。
今週の農業1行フラッシュニュース!
【穀物】WA州の穀物収穫開始(WA)
【酪農】乳製品価格GDT、1%続伸
NZの酪農フォンテラが運営するオンライン競売グローバル・デアリー・トレードで21日、GDT価格指数が1.0%上昇した。
TASサーモン、 ウールワースが販売停止?
オーストラリアの小売大手ウールワースは、同社が販売するタスマニア(TAS)州産のサーモンに対する環境認証の仕組みが目的に合致していないとの懸念を表明した。
サケ養殖ヒューオン、 環境認証プログラム批判
食肉JBSが買収を表明したタスマニア州のサケ養殖大手ヒューオン・アクアカルチャー(Huon Aquaculture)は、養殖産業の環境認証のベースとなる水産養殖管理協議会(Aquaculture Stewardship Council、ASC)の認証プログラムが適切に機能していないと批判している。