物流の混乱は来年も=ABARES
オーストラリア農業資源経済・科学局(ABARES)は最新の農業見通しリポートで、新型コロナウイルスを背景とする物流の混乱は、2022年も継続すると予想した。
WA州ロブスター、 規制緩和が成功収める
西オーストラリア(WA)州政府が水産業界の支援策として昨年9月に実施したロブスターの直接販売を許可する規制緩和を通じ、これまでに9万1,000匹が販売されたことが分かった。
今週の農業1行フラッシュニュース!
【穀物】タナラキャピタル、ユナイテッドモルトの権益買収か(AU)
【酪農】NZフォンテラ乳価、過去最高値に到達か(Stuff)
NZの乳業最大手フォンテラの生産者乳価が、創業以来の最高値に到達する可能性がありそうだ。
SA州産マガキで食中毒、 繁忙期の業界を打撃
南オーストラリア(SA)州エアー半島のコフィンベイで獲れたマガキから食中毒の原因となる細菌「腸炎ビブリオ」が検出され、同地域の生産者や輸出業者は9月分に遡って在庫の処分を余儀なくされている。
VIC州ロブスター価格、 過去6年間の最低水準に
オーストラリア・ビクトリア(VIC)州で、シーズンが始まったロブスターの価格が11月中に70豪ドル(1キロ当たり、1豪ドル=約84円)にまで下落し、過去6年間の最低水準に落ち込むとみられている。
マルハ出資のNZサンフォード、減益16%
水産大手マルハニチロが出資しているニュージーランド(NZ)の水産大手サンフォードが18日、2020/21年度(20年10月~21年9月)の決算で、税引後純利益が1,620万NZドル(1NZドル=約80円)で、前年に比べ16%減少したと発表した。
日本製紙傘下、豪水産企と持続可能容器開発
日本製紙グループ傘下のパッケージ会社オパールは、オーストラリア・タスマニア(TAS)州のサーモン養殖企業ペツナ(Petuna)と、紙素材による魚の包装や輸送に用いられるパッケージを開発した。
食品製造フリーダム、今度は水産部門を売却
経営再建中のオーストラリアの食品製造業者フリーダムフーズが、水産部門を非上場の消費財企業テンポ(Tempo)グループに約300万豪ドル(1豪ドル=約84円)で売却したことが分かった。
シドニー魚市場に新技術、 オンライン導入へ
2023年の新オープンを目指して移転を計画しているシドニー・フィッシュマーケットはこのほど、シドニーを拠点とする新興企業のショアトレード(ShoreTrade)とBtoB(企業間)のオンラインマーケットプレイスのプラットフォームを導入する契約を締結した。