SA州産マガキで食中毒、 繁忙期の業界を打撃
南オーストラリア(SA)州エアー半島のコフィンベイで獲れたマガキから食中毒の原因となる細菌「腸炎ビブリオ」が検出され、同地域の生産者や輸出業者は9月分に遡って在庫の処分を余儀なくされている。
VIC州ロブスター価格、 過去6年間の最低水準に
オーストラリア・ビクトリア(VIC)州で、シーズンが始まったロブスターの価格が11月中に70豪ドル(1キロ当たり、1豪ドル=約84円)にまで下落し、過去6年間の最低水準に落ち込むとみられている。
マルハ出資のNZサンフォード、減益16%
水産大手マルハニチロが出資しているニュージーランド(NZ)の水産大手サンフォードが18日、2020/21年度(20年10月~21年9月)の決算で、税引後純利益が1,620万NZドル(1NZドル=約80円)で、前年に比べ16%減少したと発表した。
日本製紙傘下、豪水産企と持続可能容器開発
日本製紙グループ傘下のパッケージ会社オパールは、オーストラリア・タスマニア(TAS)州のサーモン養殖企業ペツナ(Petuna)と、紙素材による魚の包装や輸送に用いられるパッケージを開発した。
食品製造フリーダム、今度は水産部門を売却
経営再建中のオーストラリアの食品製造業者フリーダムフーズが、水産部門を非上場の消費財企業テンポ(Tempo)グループに約300万豪ドル(1豪ドル=約84円)で売却したことが分かった。
シドニー魚市場に新技術、 オンライン導入へ
2023年の新オープンを目指して移転を計画しているシドニー・フィッシュマーケットはこのほど、シドニーを拠点とする新興企業のショアトレード(ShoreTrade)とBtoB(企業間)のオンラインマーケットプレイスのプラットフォームを導入する契約を締結した。
SAロブスター産業、 中国に代わる市場模索
南オーストラリア(SA)州のロブスター産業は、中国によるオーストラリア産ロブスターの禁輸措置が2年目に入る中、新たな市場の模索を続けている。
今週の農業1行フラッシュニュース!
【食品飲料】アサヒ、ITのコンプレキシカと提携(OTH)
豪飲料大手アサヒ・ビバレッジズが、IT企業コンプレキシカ(Complexica)と提携した。
JBSのサケ養殖ヒューオン買収、 当局承認
オーストラリア外資審議委員会(FIRB)はこのほど、ブラジル系の食肉最大手JBSオーストラリアによるタスマニア州拠点のサケ養殖2位ヒューオン・アクアカルチャー(Huon Aquaculture)の買収案を承認した。
TASから香港へ農産物を、直行便再開
オーストラリア、タスマニア(TAS)州のホバートと香港を結ぶキャセイ・パシフィック航空の航空便が今日29日から運航されることが決まり、水産物や青果などの各業界は、これまで直行便が途絶えていたアジアへ輸出拡大に意欲を燃やしている。