TPPへの他国参加も視野に=豪貿易相
オーストラリアのチオボー貿易・投資相は、21日にベトナムのハノイで開催された11カ国による環太平洋連携協定(TPP)閣僚会合の成果について、今後は他国・他地域の参加も視野に入れていくことで一致したことを明らかにした。
内陸貨物鉄道、直接支払に懸念=財政圧迫で
オーストラリア連邦政府が、総額100億豪ドル(1豪ドル=約84円)以上を拠出予定のメルボルンとブリスベンを結ぶ新内陸貨物鉄道プロジェクトを巡り、インフラ・地域開発省のマイク・マーダック次官は先ごろ行われた上院審議会で、予算の割当先など具体的な詳細は何も決まってないことを明らかにした。
LNGと牛肉輸出に悪影響も、米中貿易合意で豪NZに
オーストラリア産液化天然ガス(LNG)と牛肉の対中国輸出が、米国が中国と貿易の不均衡是正に向けた具体策について合意したことから、悪影響を受ける恐れが浮上している。
豪当局の殺虫剤承認割合、申請数の30%に減少
オーストラリア殺虫剤・獣医薬当局(APVMA)が、2017年1~3月に新年度に向けて認可手続きに入った殺虫剤や獣医薬品の件数が、申請件数184件のうち30%となり、前期比20ポイント減となったことが分かった。
農業界、新年度予算案を歓迎 内陸貨物鉄道で恩恵
オーストラリア連邦政府のモリソン財務相が9日夜発表した、新年度(2017/18年度)の財政予算案では、農業界からの長年の要望を受け入れ、メルボルンとブリスベンを結ぶ内陸貨物鉄道向けの84億豪ドル(1豪ドル=約84円)の追加出資が盛り込まれた。
ダーウィンの作物生産、オードバレーの2倍
北部準州(NT)ダーウィンの農作物の栽培生産規模が、林業を除いた場合に2億4,440万豪ドル(1豪ドル=約84円)に上り、かんがい計画が進む西オーストラリア(WA)州オードバレーの2倍以上に達していることが、NT農業者連盟(NTFA)の独自調査で明らかになった。
NSW州新制度、雑草のリスク管理に懸念も
ニューサウスウェールズ(NSW)州政府が向こう数カ月以内に、バイオセキュリティーに関するリスク管理責任を地域社会や産業、政府間で共有する「ジェネラル・バイオセキュリティー・デューティー(General Biosecurity Duty=GBD)」を導入する。
豪政府、エビ養殖業者に2千万$追加出資へ
オーストラリアの連邦政府はこのほど、クイーンズランド(QLD)州で昨年12月に確認されたエビの伝染病、白斑病(white spot)ウイルスの被害を受けたエビ養殖業者に対し、最大2,000万豪ドル(1豪ドル=約84円)の追加出資を行うことを発表した。


