豪政府、大手銀と干ばつタスクフォース設置
オーストラリア連邦政府が、長引く干ばつ対策のため、4大銀行や農業向け融資機関、オーストラリアの農業従事者団体・全国農業者連盟(NFF)などの代表を集めてタスクフォースを設置することが分かった。
豪連邦政府、干ばつ基金に追加拠出
オーストラリア連邦政府のモリソン首相はこのほど、干ばつの打撃を受けた地域の経済成長を支援するため、干ばつ基金「Drought Communities Program」に7,500万豪ドル(1豪ドル=約80円)を追加で拠出すると発表した。
豪農業IT投資に遅れ、技術輸出機会喪失も
オーストラリアの農業は、IT技術を農業に活用する「アグテック」への投資冷え込みにより技術輸出の機会を大きく失うことになる─最新の報告書が警鐘を鳴らしている。
NSW一次産業相、「干ばつ影響まだ軽微」
NSW州政府のニール・ブレア第一次産業相
オーストラリア・ニューサウスウェールズ(NSW)州のブレア第一次産業相が25日、同州で長期化する干ばつ問題についてNNAオーストラリアを含むメディアを集めた外国人記者クラブで会見し、直近では農産物の輸出や国内供給に大きな影響はないとの見方を示した。
インド向け豪農産品輸出、10年で300億$超
オーストラリアからインド向けの食品輸出額が、今後10年で300億豪ドル(1豪ドル=約82円)を超える見通しであることが調査で明らかになった。
豪政府、青果への異物混入で刑罰強化
オーストラリア各地で、縫い針などの異物が混入されたイチゴなどの果物が続々と発見されている事件を受け、オーストラリア連邦政府は20日までに、食品安全に関する刑罰を強化する方針を明らかにした。
豪インドネシアFTA、豪牛肉業界に恩恵か
オーストラリアとインドネシアが先ごろ合意した包括的経済連携協定(IA―CEPA)によって、干ばつなどで苦境を強いられているオーストラリアの牛肉業界は大きな恩恵を受ける見通しだ。
NSW州政府、害虫カメムシの制圧を宣言
オーストラリア・ニューサウスウェールズ(NSW)州のブレア第一次産業相はこのほど、昨年後半にシドニー西郊外のグレンデニングの倉庫で発見された農業害虫であるクサギカメムシ(brown marmorated stink bug)の拡大を抑えたと述べ、もはやバイオセキュリティー上の懸念はないと宣言した。
官民連携のマレー川の水流改善計画、合意へ
オーストラリア連邦政府とニューサウスウェールズ(NSW)州政府はこのほど、かんがい会社マレー・イリゲーション・リミテッド(MIL)と協定を結び、NSW州とビクトリア州の州境にあるバーマー(Barmah)でマレー川の川幅が狭くなっている狭窄部の水流を改善する案に合意した。


