編集長のつぶやきコーナー
(2025年4月24日までは「湖城の窓から」として掲載しています)

編集長コラム「オセアニア農業の歩み方」
オセアニア農業の歩み方「国内市場の成熟見越して」新着!!

オセアニア地域では、日本企業による積極的な買収の動きが相次いでいます。明治ホールディングスは、ニュージーランド乳業最大手フォンテラが売却を進める消費者部門「メインランド・グループ」の有力な買収候補に名を連ねており、現地メ […]

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編集長コラム「オセアニア農業の歩み方」
オセアニア農業の歩み方「初動試される」

アルバニージー政権の再選は、農業・林業界にとって政策の継続性と安定性をもたらす一方で、干ばつ対応や年金制度改革、生体輸出政策など、現場に深刻な影響を与えうる課題が依然として横たっています。干ばつは、酪農や羊毛業界にも非常 […]

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編集長コラム「オセアニア農業の歩み方」
オセアニア農業の歩み方「地方の農業が望む政策強化」

オーストラリアの人口の約75%が都市部に暮らしている。とはいえ、国の基盤を支える一次産業の現場は地方にある。そしてその声は、実は国家の持続可能性や主権の根幹に関わる重要な論点を提示している。中でも印象的なのは、生体家畜輸 […]

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編集長コラム「オセアニア農業の歩み方」
湖城の窓から「過渡期」

オーストラリアで州の農業生産者団体が、全国組織を離脱する動きが続いています。ニューサウスウェールズ(NSW)州の農業団体NSWファーマーズはこのほど、全国農業者連盟(NFF)から1年後に脱退する旨を通達。昨年にはビクトリ […]

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編集長コラム「オセアニア農業の歩み方」
湖城の窓から「そろそろ限界?」

オーストラリア連邦政府が今年3月に発表した新年度予算案は、農業界にとって大きな失望となりました。農業関連の支出は通商イベントや害虫対策、食糧安全保障戦略など限定的で、生産性向上のための地方インフラ整備やスマート農業支援、 […]

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編集長コラム「オセアニア農業の歩み方」
湖城の窓から「濃淡」

オーストラリアと欧州連合(EU)の自由貿易協定(FTA)交渉が再開される見通しです。両者の交渉は2023年まで5年間にわたって継続されましたが、オーストラリアが望む高レベルの市場開放などが実現できず決裂していました。

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編集長コラム「オセアニア農業の歩み方」
湖城の窓から「創刊700号を迎えて」

弊誌ウェルスはこのたび、晴れて創刊700号を迎えました。2011年に前身の「豪州農業ニュース」を改編する形での創刊以来、14年間にわたって読者の皆様や取材先の皆様に支えられてきました。厚く御礼申し上げます。 最近のオセア […]

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編集長コラム「オセアニア農業の歩み方」
湖城の窓から「その日近づく」

トランプ米大統領の関税方針が市場を揺らし続けています。先月には輸入農産物に関税を課す方針を示し、その後、相手国が課す水準まで関税を引き上げる相互関税を導入すると述べ、今週には米国が貿易黒字となる相手国などには適用しない可 […]

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編集長コラム「オセアニア農業の歩み方」
湖城の窓から「どう見る?豪穀物業界」

トランプ米政権が示した関税政策の影響に関し、オーストラリア農業界の一大産業である穀物業界でもさまざまな見方が飛び交っています。 穀物情報会社のラックストックは今週、そうした状況に対し「関税問題に目を奪われがちだが、穀物取 […]

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編集長コラム「オセアニア農業の歩み方」
湖城の窓から「選挙が近いと」

サイクロンから熱帯低気圧となった「アルフレッド」は、10日までにクイーンズランド(QLD)州南東部とニューサウスウェールズ(NSW)州北部を通過し、大雨や洪水被害をもたらしました。 今週掲載した農業・食品業界への打撃だけ […]

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