ビクトリア州の葡萄ファームズ経営者が、オーストラリアの農業や日本への輸出におけるあれこれをご紹介します。

南半球でブドウを作る VIC州農園ダイアリー
第28回 東南アジアへ出荷

葡萄ファームズを始めて約11年。1960年代のトラック一台で始めたぶどうビジネス。最初の出荷は約4,000箱のみでした。そこから、毎年、順調に出荷数を増やしていきました。今年の出荷はそろそろ終わりになりますが、現時点で1 […]

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第27回 人材確保問題

葡萄ファームズではこの時期、収穫も中盤となってきました。私の住むミルデュラでは、夏は摂氏45度にもなり、冬は氷点下。だから美味しいぶどうができるとはいえ、農作業の大変さが身に沁みます。農作業が年々、体に堪えるようになって […]

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第26回 その時を待つ

葡萄ファームズではただいま、ぶどうの収穫中です。私達のファームのあるオーストラリアのビクトリア州サンレイシアという地域はオーストラリア産ぶどうの75%の生産をしています。どこに行ってもぶどう。ドライブをすれば、行ったり来 […]

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第25回 青果物の残留農薬

今年も葡萄ファームズでは収穫が始まりました。1年間育てたぶどうを、日本をメインに、東南アジアにも出荷する予定です。どこに出荷するのも残留農薬を問われますが、日本に出荷する際は、とても厳しい協定があります。残留農薬の検査だ […]

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第24回 ぶどうのカバー

葡萄ファームズもぶどうの収穫が近くなってきました。今年は今のところ天気は順調なので、出荷時期も予定通り。このまま何もなく順調に収穫を迎えたいと心から願っておりますが、一番怖いのは収穫前の大雨です。ファームを始めて何度か収 […]

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第23回 VIC州テーブルグレープ生産者セミナー商談会

来シーズンから、オーストラリア産ぶどうの日本への出荷の規制が撤廃されることとなり、11月11-15日まで、日本のオーストラリア大使館でイベントが開催されました。今シーズンの出荷が始まるのは数カ月後。葡萄ファームズでは誰か […]

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第22回 雇用の難しさ

葡萄ファームズは、ぶどうの芽が出てきて、見渡す限り緑色になってきました。ぶどうの芽もすっかりぶどうらしくなってきて、あと数か月もすれば収穫が始まります。この時期から4月末まではノンストップです。私達がぶどうファームを経営 […]

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第21回 日本へのぶどう輸出で新たな問題

オーストラリア産ぶどうに対する日本の輸入規制の撤廃で、日本のインポーターやオーストラリアの生産者、エクスポーターも選択肢が増えました。オーストラリアのぶどうが日本のスーパーの棚を占領する事を考えると楽しみでもあります。し […]

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第20回 豪産ぶどうの品種規制撤廃

2014年にオーストラリア産ぶどう3品種が日本へ輸出できるようになって以来10年が経過し、今年7月には品種制限が撤廃されることになりました。来シーズンから、ヨーロッパ品種であるヴィティス・ヴィニフェラの品種130種が日本 […]

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第19回 ぶどう哲学

葡萄ファームズは今年、10周年を迎えました。当時はオーストラリアで夫が脱サラして、ファームを始めるだなんて、そんなに甘くない、クレイジーだと言われましたが、どうにか10年やってこれました。もちろん頼る人もいない、マイナス […]

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