ビクトリア州の葡萄ファームズ経営者が、オーストラリアの農業や日本への輸出におけるあれこれをご紹介します。

南半球でブドウを作る VIC州農園ダイアリー
第34回 ぶどうの品種ライセンス新着!!

日本政府が、ニュージーランド(NZ)にブドウの高級品種のシャインマスカットの栽培権を正式に付与することを検討しているというニュースが報道されました。日本産の品種が海外で無秩序に栽培されるのを防ぐ取り組みの一環です。SNS […]

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第33回 間引き

葡萄ファームズにも春が訪れました。ぶどうの芽が出てきて、ワクワクする気持ちと、ここからノンストップで5月まで忙しくなるという複雑な気持ちでいます。ファームの仕事に終わりはないので、1年中何かしらの仕事をしており、冬はメン […]

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第32回 農薬散布への誤解

葡萄ファームズでは積極的に交流サイト(SNS)を活用しています。多くの人に私たちのぶどうを知ってもらって、どのようにぶどうを作っているのかを伝える上で、SNSは非常に有効なツールだと考えています。その中で気づいたのは、多 […]

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第31回 葡萄ファームズの販売戦略

オーストラリアでぶどう農家と言えば、多くの方は家族でのんびり畑仕事をしている良いイメージを持つ方が多いかもしれません。確かに自然に囲まれて、大きな空を独り占めしている時は、農家で良かったと思いますが、実は食うか食われるか […]

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第30回 葡萄ファームズ、第2章の幕開け

今から約11年前のこと。夫のエンリケが道を歩いていて、ふと目に飛び込んできた不動産屋の張り紙。直後に銀行へ行き、私に何の相談もないまま、ローンを組んで突然ぶどうファームを“セレブ買い”――それが始まりでした。 コンテンツ […]

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第29回 ウォーターバンチ

今年も無事にぶどうの収穫を終え、現在は日本に向けての出荷・販売が本格化しています。今年は特に大きな転機の年でもありました。オーストラリア産ぶどうに対する日本側の輸入規制が撤廃され、ヨーロッパ系品種の約130種の出荷が可能 […]

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第28回 東南アジアへ出荷

葡萄ファームズを始めて約11年。1960年代のトラック一台で始めたぶどうビジネス。最初の出荷は約4,000箱のみでした。そこから、毎年、順調に出荷数を増やしていきました。今年の出荷はそろそろ終わりになりますが、現時点で1 […]

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第27回 人材確保問題

葡萄ファームズではこの時期、収穫も中盤となってきました。私の住むミルデュラでは、夏は摂氏45度にもなり、冬は氷点下。だから美味しいぶどうができるとはいえ、農作業の大変さが身に沁みます。農作業が年々、体に堪えるようになって […]

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第26回 その時を待つ

葡萄ファームズではただいま、ぶどうの収穫中です。私達のファームのあるオーストラリアのビクトリア州サンレイシアという地域はオーストラリア産ぶどうの75%の生産をしています。どこに行ってもぶどう。ドライブをすれば、行ったり来 […]

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第25回 青果物の残留農薬

今年も葡萄ファームズでは収穫が始まりました。1年間育てたぶどうを、日本をメインに、東南アジアにも出荷する予定です。どこに出荷するのも残留農薬を問われますが、日本に出荷する際は、とても厳しい協定があります。残留農薬の検査だ […]

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