VIC企業、ワイン廃棄物でバイオマス発電
ビクトリア(VIC)州コリグナン地区に拠点を置く酒石酸(しゅせきさん)製造会社オーストラリアン・タータリック・プロダクツ(ATP)が、ワイン製造の過程で生じる廃棄物を使ったバイオマスボイラ(バイオマス発電プラント)の導入に成功した。
やまや、タスマニア産 ウイスキーを日本で販売
総合小売り大手イオンと酒類販売やまやが共同出資する、ワイン輸入商社コルドンヴェール(Cordon Vert)が、日本のやまや店舗でタスマニア州産高級ウイスキーの販売を開始する計画だ。
米クラフトハインツ誕生へ、豪当局が影響調査も
米食品大手HJハインツと同クラフトフーズ・グループが3月25日に年内の合併を発表したことを受け、オーストラリア自由競争・消費者委員会(ACCC)がオーストラリア市場への影響を調査する可能性が出てきた。
QLDのバナナ、パナマ病で1.6万本処分へ
クイーンズランド(QLD)州北部タリーバレー地区のバナナ農園でバナナの病気であるパナマ病トロピカル・レース4(TR4)が確認されたことを受け、同州の検疫検査局バイオセキュリティーQLDは、10ヘクタールの同農園で栽培されているバナナの木1万6,000本以上を処分する決定を下した。
GMベニバナ試験栽培、WA州の結果が有望
西オーストラリア(WA)州北部のオード川流域のかんがい農地で行われた遺伝子組み換え(GM)サフラワー(ベニバナ)の試験栽培の結果、同地域に将来数十億豪ドルの収益をもたらす可能性があることが分かった。
酪農家がフォンテラ離れ?競合に乗り換えも
ニュージーランド(NZ)乳業最大手フォンテラに牛乳を納入する生産農家1万600軒の中で、同社の競合に納入先を切り替えようとする動きが出ているもよう。
EUの生乳生産枠廃止、豪NZ対応「通常通り」
欧州連合(EU)が4月から生乳の生産枠(クオータ)制度を廃止したことで、EU加盟国農家による牛乳増産が予想されているが、オーストラリアとニュージーランド(NZ)の酪農界への影響は懸念されたほど大きくないようだ。