豪タイFTA、割当撤廃の早期実施求める声
オーストラリアと2005年に自由貿易協定(FTA)を締結したタイで、オーストラリア産の乳製品と牛肉について早期の輸入自由化を求める圧力が高まっている。
スイスで小麦貿易自由化協議、豪は補助金批判
スイスのジュネーブで6月、世界の主要な穀物の輸出入国が集まり、小麦貿易の自由化を目指して協議を行う「小麦部門世界食料安全保障イニシアチブ(Wheat Sectoral Global Food Security Initiative)」が開催された。
パプアなどの「パンの実」、 米の巨大市場狙う
パプアニューギニアなどの太平洋諸島で主食として普及しているパンの実(Breadfruit、ウル)が、今後大規模な輸出産業に成長する可能性が出てきた。
NZ農業大手など、米大学で付加価値創出を議論
ニュージーランド(NZ)の農業関連企業の経営者や政府機関の代表者ら50人が今月、米名門スタンフォード大学で毎年開催される「NZ第一次産業部門ブートキャンプ」に参加し、NZの農産品輸出における付加価値の創出について討議した。
乳市場の回復時期は3カ月遅く=ラボバンク
オランダ系農業金融機関ラボバンクはニュージーランド(NZ)の酪農業界に関する四半期報告書で、乳製品市場の継続的な回復時期が来年上期になるとし、これまでの予想を3カ月遅らせた。
民放セブンの会長、SA州で新たに農場取得
民放セブンの会長を務める実業家のケリー・ストークス氏が、南オーストラリア(SA)州のカンガルー島にある広さ2,823ヘクタールの農場「ウッドラナ(Woodlana)ステーション」を470万豪ドル(1豪ドル=約94円)で取得した。
木材投資ニューフォレスツ、NZ植林地を取得
シドニーに本社を置く木材投資ファンドのニューフォレスツは6月30日、ニュージーランド(NZ)北島トゥランギ(Turangi)近郊の4,000ヘクタールのマツの植林地について、期間30年の林業権を取得したと発表した。
東海道新幹線で人気のワイン、日本で販路拡大
日本の東海道新幹線の車内で、ニューサウスウェールズ州の人気ワイナリー「キャセグレイン(Cassegrain)・ワインズ」のワインが販売されている。
農業ビジネスの外資規制強化、食品業界が懸念
連邦政府が今年12月から実施する予定の、外資の農業ビジネス投資に対する規制強化をめぐり、オーストラリア食品協議会(AFGC)は、国内の食品加工製造業界の最大半分が悪影響を受けると懸念を示している。