3Dカメラで肉牛の 筋肉量測定、来年発売へ
オーストラリアの畜産業界で、牛の価格を決める重要項目の一つである「肉牛の筋肉量スコア」を測定する3次元(3D)カメラが、来年発売される見通しだ。
NZ原産トタラの抽出物、世界で需要拡大
ニュージーランド(NZ)原産のトタラ(Totara)の木(マキ科)から抽出される化合物トタロール(Totarol)に対する需要が、世界中で伸びている。
NZ木材カインガロア、本年度37%増益
ニュージーランド(NZ)の木材最大手カインガロア・ティンバーランズ(Kaingaroa Timberlands)がこのほど発表した2015年度(14年7月~15年6月)通期決算は、純利益が前年度比37%増の3億3,280万米ドル(約389億円)を記録した。
王子傘下のNZ林業会社、製材工場を拡張
王子ホールディングス(HD)傘下で、ニュージーランド(NZ)で木材や植林、パルプ事業を行うパンパック・フォレスト・プロダクツが、2,300万NZドル(1NZドル=約76円)を投じ、ミルバーンの製材工場の処理能力を年10万立方メートルと2倍に高める。
NZ産医療用マヌカハニー、キロ1,000$!
ニュージーランド(NZ)特産品マヌカハニーの中でも、医療などで利用される抗菌性の高いマヌカハニーへの需要が強く、海外向け販売で価格が1キログラム当たり1,000NZドル(1NZドル=約75円)の高値を付けている。
昨年の豪ワイン輸出額14%増、10年ぶり高水準
オーストラリアの昨年のワイン輸出額が21億豪ドル(1豪ドル=約81円)と、前年から14%増加し、約10年ぶりの高水準だったことが、政府機関ワイン・オーストラリアの報告書で分かった。
WA最高裁、独ビール企勝訴の判決取り消し
西オーストラリア(WA)州の最高裁判所はこのほど、ドイツのビール醸造大手エルディンガー・ヴァイスブロイ(Erdinger Weissbrau)が、未払い分の支払いを求めて、取引先であるWA州の酒類輸入販売会社ワールド・ブランズ・オーストラリアを相手取りドイツで起こした訴訟について、エルディンガーの主張を認めた判決を取り消すとの判断を下した。
豪提案の食品原産国の新表示案、NZが懸念
オーストラリア連邦政府が昨年提案した新たな食品の原産地表示法について、ニュージーランド(NZ)の一次産業省が、NZの食品生産業者のコスト増につながるとして懸念を示している。
ビール醸造CUB、配送施設2カ所を取得へ
英飲料大手SABミラー傘下でオーストラリアのビール醸造2位のカールトン&ユナイテッド・ブリュワリーズ(CUB)が、シドニーとメルボルンにある大規模配送施設の取得準備を進めているようだ。
GM技術の導入、当面反対=TAS州サケ業界
オーストラリアのタスマニア(TAS)州サケ科生産者連合(TSGA)は、米国食品医薬品局(FDA)が先ごろ、世界で初めて遺伝子組み換え(GM)されたサケの生産を承認したことに対し、当面はGMサケの生産に反対する姿勢を示した。