豪農家、8割が来年の投資を維持または増額
長引く干ばつに悩まされているオーストラリアの農家は、少なくとも今後数カ月は状況が改善しないとみられるにもかかわらず、約80%が来年の投資計画を維持するか投資額を引き上げる方針であることが、オランダの農業系金融機関ラボバンクとナショナル・オーストラリア銀行(NAB)の調査で分かった。
豪産赤肉輸出、中国からの引き合い弱まらず
オーストラリアからの中国向け牛肉輸出とラム(子羊)肉輸出、マトン(成羊肉)輸出が今年1~10月に、前年同期比で75%増、32%増、52%増とそれぞれ大幅に伸びたことが、オーストラリア食肉家畜生産者事業団(MLA)の最新の報告書で明らかになった。
NSWの穀物収穫、干ばつの影響で早期終了
オーストラリア・ニューサウスウェールズ(NSW)州では今年、干ばつの影響で穀物の収穫が例年に比べ早く終わり、穀物取引の焦点は大収穫が予想されているビクトリア(VIC)州と南オーストラリア(SA)州に移っている。
SA州上院がGM解禁否決、来年に持ち越しか
南オーストラリア(SA)州政府が進めている遺伝子組み換え(GM)作物の栽培禁止措置の解除について、ウェットストーン一次産業相が提出した改正法案が10日、上院で否決された。
有力青果生産企業、拡大目指しアライアンス結成
オーストラリアの青果生産・販売最大手のコスタ・グループを筆頭に、家族経営として最大の卸売パーフェクション・フレッシュ、ベリー業界の大手ドリスコル社(Driscoll's)やクイーンズランド(QLD)州のワン・ハーベストなど、オーストラリア有数の果物・野菜生産者が連携しオーストラリア・フレッシュ・プロデュース・アライアンス(AFPA)を結成、青果の業界規模を現在の90億豪ドル(1豪ドル=約74円)から200億豪ドルに拡大すべく活動を始めた。
赤いキウイってあり?NZゼスプリが商業化へ
ニュージーランド(NZ)のキウイフルーツ輸出業者ゼスプリ(Zespri)は、国内とシンガポールで試験出荷を行っていた赤色キウイの商業化を決定した。
酪農業界改革、農家と加工業者の緊張緩和へ
オーストラリアの酪農業界が、牛乳価格に対し透明性が高く完全な競争市場の創設を目指していることが6日に発表されたオーストラリアン・デアリー・プラン(ADP)の草案で明らかになった。


