WA最大酪農企、全商品の容器を再生可能に
オーストラリアの最も古い牛乳加工業者で、西オーストラリア州(WA)最大の加工業者でもあるブラウンズ・デアリー(Brownes Dairy)が、プラスチック製の牛乳容器を廃止し、オーストラリアで初めて再生可能な紙製容器に切り替えた。
非加熱殺菌乳業企、海外進出も視野へ
オーストラリアで加熱殺菌をしない生乳(raw milk)の製造・販売を手掛ける新興企業メイド・バイ・カウはこのほど、自社製品の多様化を行うことで、市場への供給量を300%増やすほか、東南アジア市場などの海外展開も図っていく意向を示した。
畜産や酪農、生産減なら高価値市場を目指せ
干ばつや洪水、山火事など、相次ぐ自然災害に見まわれ生産量が減少したオーストラリアの農業にとって、高価値(ハイバリュー)市場が重要になる--。
冬作物の収穫量6%減に、高気温と乾燥で
オーストラリアでは春季の高気温と乾燥を受け、2019/20年度の冬作物の収穫量は2,890万トンと、18/19年度の3,070万トンと比べて6%減少する見通しだ。
豪産小麦、過去10年に品質低下傾向=報告書
オーストラリア産の小麦の品質が過去10年間に低下傾向にあることが、穀物生産者団体グレイン・グローワーズ(GrainGrowers)の依頼によって作成された最新の報告書で明らかになった。
バルク業者の穀物輸出港独占にメス
オーストラリア自由競争・消費者委員会(ACCC)は、穀物の生産者や輸出業者から、港湾などバルク輸出サプライチェーンへのアクセスの公平性や透明性についての懸念が引き続き上がっていることを明らかにした。
農林業用地241万haが消失、物流も寸断
オーストラリアで昨年末から続いている山火事は、今月16日までにようやく峠を越したとみられるものの、南東部では約241万ヘクタール(ha)に及ぶ農林業用地が焼失したことが明らかになった。
中国向け食品輸出、NZが米豪抜いて首位に
中国向けの食品輸出において、ニュージーランド(NZ)が2018年に米国とオーストラリアを抜いて首位に立ったことが、中国食品輸出入商会(China Chamber of Commerce for Import and Export of Foodstuffs)の資料で明らかになった。
食肉小売、ウールワースが市場シェア3割で1位
オーストラリアの約130億豪ドル(1豪ドル=約76円)の食肉小売市場で、大手スーパーのウールワースが27.5%と最大のシェアを占めることが分かった。





