味の探求
野菜生産者団体の幹部に、オーストラリアの野菜の質の品質基準について聞く機会があった。彼いわく食品の7割以上がスーパーで購入される現在、スーパーの高い納品基準が、実質的な野菜の品質基準になるという。ずいぶん他人任せだとも思ったが、確かにウールワースの店頭には、大きさのそろった、きれいな作物が並んでいる。消費者が買いたいと思う基準が、野菜の質を決定するということらしい。
以前、ビクトリア州のイチゴ農場に行ったことを思い出した。農場主は、柔らかい果肉を傷つけずに生産することが、いかに難しいかを力説。味について聞くと「オーストラリア人はこの味が好きだ」と自信を持った回答が。どうやら消費者が知らないおいしさを追求する気は無いらしい。
この国は確かに見目良い野菜はたくさんある。しかし、今以上においしい野菜がオーストラリアで食べられるのは、まだまだ先の話になりそうだ。(尋助)
投稿者プロフィール
最新の投稿
FROM OCEANIA TO JAPAN2026年8月6日第560品 マダム・タイガーのタイガーナッツミルク
豪主要農畜産地域の降水量2026年8月6日豪主要農畜産地域の降水量 7月30日~8月5日
編集長コラム「オセアニア農業の歩み」2026年8月6日オセアニア農業の歩み「各地で熱波、暑さ対策必須」
ことの葉2026年8月6日ことの葉「デジタルお寿司」



