第93品　「ヨーウィー・チョコレート」

2017年6月2日 2022年4月28日

ウェルス編集部

動物界の「守り神」ヨーウィー、性格もそれぞれ違う６種

オーストラリア市場から撤退して米国に進出した後、故郷に戻ってきたブランドがあります。その名も「ヨーウィー（Yowie）」。オーストラリアの伝説の獣人ヨーウィーと当地の動物を組み合わせたキャラクター・チョコレートです。

製菓大手キャドバリーが1997年から販売していたものの、権利者との契約問題から国内販売を2005年に取りやめ、14年からは別グループが米国での販売を開始しました。そして、先月から国内のＫマートやビッグＷなどで販売が再開されました。

カンガルーやカモノハシなどをいとこに持つ６つのキャラクターにはそれぞれ名前があり、中には絶滅種など動物のフィギュアが入っています。１個３豪ドル（１豪ドル＝83円、価格は調査時）と、競合する伊社製チョコレートエッグに比べて割高。味はというとただのチョコレートですが、中には生態系保護のメッセージと、フィギュアごとに動物の説明も入っています。

今回探すにあたって数カ所店内をくまなく歩き回り、やっと見つけたまさに「幻の獣人チョコ」だったものの、「国内再上陸！」という目立った宣伝文句は一切なく、レジに向かう途中の棚にぽつんと並んでいました。動物愛好家の親にも受けそうなかわいいキャラクター菓子。どこまで人気が再燃するか楽しみです。（百花）

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