あなどれないマクドナルド

最近ブルーマウンテン北部に出掛けた。渋滞で到着が夜遅くなり、行けば行くほど閑散としてくるので、ほどほど大きな町のリッチモンドで夕食をとることにした。周りは暗く、栄えているようなレストランも見当たらず、腹ぺこの子どもにせがまれ渋々マクドナルドに入った。

マクドナルドにはかれこれ10年近く行っていない。入ってみると、見覚えのある注文スクリーンが並んでいた。操作に時間がかかりそうなのでレジに行き、見上げたメニューには20年前のようなシンプルなメニューがあるのみ。最近はヘルシー志向だと聞いた記憶があるが、と思いつつ、渋々注文した会計額が過去の記憶より高くて驚いた。

席に着いてあらためて、注文スクリーンの使い方の説明を見ると、野菜やパンの種類まで細かく指定ができるようだ。時間がかかっても挑戦すればよかったと後悔しつつ、マクドナルドの革新にすら遅れている自分が寂しくなった。(百花)

 

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