第2回 Cobb Highway編

1.今回紹介する道

コブハイウェー(Cobb Highway)

(前回はオーストラリア東南部をマレー川そったマレーバレーハイウエーを取り上げた。今回はそれと垂直に交わるコブハイウエーを紹介したい。)

2.私が走ったルート

前回訪れたビクトリア州エチューカ(Echuca)から、車で本道をたどって北上、その途中、デニリクイン等があるマレーバレーかんがい地域を通過、さらに乾燥草原地帯を通り抜け、ヘイ周辺のかんがい地域まで走行。

(1)マレー川の街エチューカ(Echuca)からデニリクインまで

エチューカからデニリクインの間はマレー川とその支流であるエドワード川で挟まれた地域で、両都市は約80キロメートルほど離れている。東側にはラムサール条約登録湿地であるバーマーおよびミレワ国立公園があり、その湿地は水鳥の楽園となっている。

デニリクインは、羊をはじめ小麦、米の集散地で、家畜市場、精米工場等があるリベリナ地方で重要な町である。周辺には大規模な水田があり日本人にとっては親しみの持てる場所であろう。

(2)デニリクインから乾燥草原地帯を通り抜けヘイ(Hay)へ

デニリクインからさらに進むと、緑豊かな農耕地から荒れた乾燥草原地帯へと変化していく。デニリクイン周辺でもかんがいされる前は、同様な乾燥草原で綿羊の放牧が行われていたという。

デニリクインからヘイまでは約120キロメートルもあり、しばらくの間、村やガソリンスタンドがない長い一本道を進んでいくのは心細かった。しかし、1時間半ほど走り続けると、地平線に「緑」の帯状の物が見えてヘイの町に近づいていることが分かりほっとした。ヘイではかんがい農業が行われており、ワイン用のブドウ等も栽培されていた。

 

(3)ヘイから本道離脱、マランビジ−かんがい地域へ

ヘイから本道をそのまま進むと、マランビジ−かんがい地域辺部を走ることになる。私は、同地域内部に向かうべく、ヘイからミッド・ウエスタン・ハイウエーを通りグールゴヴィー(Goolgowi)に行き、そこからキッドマン・ウエーを通りグリフィス(Griffith)へ向かった。グールコヴィー・グリフィス間は、広大なマランビジ−かんがい地域を通り抜ける道路で、穀物輸送鉄道(路線沿いに所々穀物集積所が設置)とも平行に走っている。

3.実際に走って

コーブハイウエーはニューサウスウェールズ州内陸地方開発で重要な役割を果たしてきた道で、通過した町々も歴史を感じさせた。詳しくは、「The Long Paddock」という紹介URLがあるので一度、サイトを訪れてもよいかもしれない。

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