第115回 Macaw Creek Wines(2)

先週のコラムで登場した保存料無添加のワイン「Macaw Creek」の2005年ものを開ける時がきた。きちんとリカーショップで売っているのだから品質は問題ないだろう、と自分に前置きをしながらも体調が万全な土曜日に開けているところがワインメーカーには失礼だろうか。

思い切って一口ぐいっと喉に流し込んでみたところ、想像していたより渋みと酸味が残っていて、若干アロマは飛んでいるような感じはしたものの一般的なシラーズとさほど変わりない。今年のジェームス・ハーディ氏によるワインコンペで「Best Preservative Free Red wine」にも選ばれたそうだが、そもそもそれほど細かい審査枠があることに驚いた。半分空いたワインボトルの内側にはしみがついていて、長期間寝かされていたことを物語っている。ワインによってはブドウの絞りかすがボトルの底に溜まることもあるが、これは商業的でない感じがするので個人的に歓迎している。

豪州ワインはほとんど翌日に頭痛をもたらさないのが私の体質だが、この日は普段よりも恐る恐る飲んでいたようで、普段よりさわやかな翌日を迎えられたことはありがたい。

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