第5回 誰が「黒イチゴ」を中国に“導入”したのか?(5)

上海市郊外にあるイチゴ農園で栽培されている6種のイチゴのうち、4種が日本品種もしくは日本品種に由来する品種だった。このうち最も多かったのが日本品種の「紅顔(紅ほっぺ)」と「章姫」。いずれも上海では最もよく見かけるイチゴだ。農園にあった黒イチゴは、中国が日本品種の「真紅の美鈴」をもとに育成したとされる新品種「黒珍珠(ブラックパール)」だった。筆者は、初めて見る黒イチゴに興奮していた。

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