ことの葉「カスタム要求」

かつてカフェで働いていた時に、特別な注文を受け驚いたことがあった。例えば、パンなしの「エッグベネディクト」や、プロテインパウダー入りの「オレオシェイク」などだ。ほとんどのオージーはカスタムオーダーにかかる追加料金を全く気にしていない様子だ。

オーストラリアのカフェで複数の客のオーダーを素早く正確にさばくのは至難の技だ。ほとんどの人がコーヒーやトーストのオーダーに、こうした小さな「カスタム要求」をする。「アツアツにして!」や「こんがりでお願い!」と。日本人なら店の迷惑にならないか気にするところだが、彼らには全くそんな素振りはない。オーストラリア特有の文化だろう。

これは客と店の従業員が対等な立場にあるからこそできる要求なのかもしれない。今度、特別な要求を思い切って伝えてみよう。「アツアツのアイスコーヒーをこんがり風に」。(春風)

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ウェルス編集部

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