地声人語 - vol.644

■夜中に怒鳴る声が聞こえてきます。当然ながら睡眠の邪魔です。よくよく考えると、必ず日曜日の夜中だけ聞こえることに気がつきました。どうやら、欧州のサッカーの試合を観戦し、プレーに一喜一憂している声のようです。頻繁に眠りを妨げられているので、今度はこちらも奇声を発して不満をアピールしてみます。(欣達)

■夜中に犬の吠え声が聞こえてきます。せっかくの快眠を妨げられますが、これは我が家のいたずら犬です。やれやれ、眠気眼で叱りつけますが、どうも庭に出没したネズミに吠えているようです。犬に慣れてもらうしかありませんが、今度はネズミが嫌う高周波音を発して、ネズミが寄り付かないよう画策してみます。(西原)

■夜中に甘える声が聞こえてきます。机の下を見ると飼い猫が筆者の足に顔をスリスリしています。飼い始めてもう何年もたつものの、あまり懐いておらず、昼間は孤高に窓の外を眺めています。しかし寂しい夜もあるようです。普段から一緒に遊びたいので、今度はこちらも猫なで声を発して誘ってみます。(尋助)