消費対象としてのカンガルー
日本にいる友人に、「オーストラリアではカンガルー肉がスーパーマーケットで売られている」と話すと必ず驚かれる。保護対象動物ということが頭にあるからだろう。次に聞かれるのは味だが「臭みが強くて好みがはっきり分かれる」と答えている。脂身が少ないことから、一部のオーストラリア人が好んで食べているが、見る限り誰もが買うわけではない。
ただ、ペット用だと消費者の反応は違うようだ。大手スーパーマーケットのペットフードコーナーには、セルフ方式で好みのペットフードを好きな分だけ袋に詰めることができるようになっている。よく見ると、乾燥したカンガルーの尻尾が、適当な長さに切られた物とぶつ切りにされた物が選べるようになっている。ある女性は、躊躇なく袋にカンガルーの尻尾を詰めていた。
見た目はなかなか強烈だったが、ペットにはカンガルー肉は和牛肉クラスのうまさなのかもしれない。(欣達)
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