豪の牛乳生産量、30年ぶり大台割れ 乳製品業界への投資減少も

オーストラリアの今年度(2022年7月―23年6月)の牛乳生産量が、30年ぶりに80億リットルを下回りそうだ。農業コンサルティング企業がこのほど、今年度の生産量は前年度比6.8%減の79億7,000万リットルで、1992/93年度以来の大台割れになるとの予想を示した。現実となれば、乳製品加工企業の投資が減少し、生産者乳価は大幅に下落する可能性もある。背景にあるのは雨の多い気候と酪農家の利益率の低下、需要の減退だ。【ウェルス編集部】

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