第6品 へーグズ・チョコレート
NNA編集部員
オー ストラリアのチョコレートブランドのへーグズは今年100周年を迎えた記念として、エクアドルとパプアニューギニア（ＰＮＧ）、グレナダ産のカカオ豆を 使った「シングル・オリジン・チョコレート」や、老舗ワインメーカーのヤルンバ（Yalumba）とビール醸造クーパーズとのコラボ商品などを発売しまし た。
「シングル・オリジン」とは、栽培品種・生産方法にこだわった生産者の顔が見える商品を指しています。カカオ豆は、コーヒー豆やワイン のように生育環境や湿度によって地域ごとに風味が異なるので、各産地の違いを比較することができます。カカオ含有量63％の「エクアドル・ダークチョコ レート」はこくがあり風味豊かです。ちなみに、酸味が強いトリニタリオ系のカカオを主に栽培するＰＮＧでは、現在政府がカカオ産業の拡大を目指しており、 へーグズも応援に一役買っていると言えるでしょう。
へーグズの通常のチョコレート商品は、ナッツやペパーミント、ラズベリークリームなど古 典的な材料を使用したものが大半ですが、オーストラリア産シラーズをフレーバーに使ったトリュフなどもあります。価格帯は１粒約３豪ドルと気軽に買える物 から、100豪ドル超えのギフトボックスまで。国内14店舗は主要な商業施設にあるので足が運びやすく、包装もシックで、観光客にも人気です。（栗生）
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