ことの葉「甘くて苦い」
カフェ大国であるオーストラリア。平日・休日を問わず多くの人がコーヒーを楽しんでいる。美しいラテアートも人気の理由の一つだ。
友人とおしゃれな煉瓦造りのカフェに入った。筆者はキッシュとチョコレートラテを注文し、席についた。すぐに料理が運ばれてきたのだが、覚えのないマフィンも一つ。それは注文時にキャンセルしたはず。ウェイターに事情を説明し、下げてもらったので一件落着かと思われた。しかし、飲食を終えてレジに向かうと店員は、「あなたがマフィンを注文したから、私たちはこれを温めた。だから料金を払ってください」と。
オーストラリアでは客は神様ではない。客と店が対等な関係であるという考え方で、今回は渋々料金を支払った。カフェで日ごろの疲れを癒すはずが、なんとも後味が苦かった。(銀時)
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