ことの葉「一汁三菜かもしくは…」
日本で新婚生活を送る妹が、電話口で食事作りの苦労をこぼしていた。夫は早朝に出勤し、帰宅は午後9時過ぎ。彼女は午後8時を回ってから夕食を作り、翌朝5時半には朝食と弁当の支度を始める。しかも「一汁三菜」を心がけている。
その努力が実を結び、長年の不摂生で体調を崩しがちだった夫は最近、調子が良いという。妹は筆者にも「健康的な食事をとって、体に気を付けて」と助言した。もっとも、それを実行するのは容易ではない。
筆者は、朝はできるだけ遅く起きて朝食を抜き、昼は日系食料品店で買ったカップヌードルで済ませる。輸入品のため割高だが、味もよく、これでもささやかな「ぜいたく」となっている。筆者にも妹のような働きものの夫がいれば食卓が変わるだろうか。今のところ、妹の食事は「一汁三菜」、筆者の食事は「一湯三分」だ。(鮎子)
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