年末スケッチ
毎年恒例のオーストラリアの年末風景スケッチ。
カッスルヒルの歯科医院はドクター以外のスタッフが全員サンタのコスチューム。昨年はオミクロン株で完全防護服に検温も実施。通常生活の解放感を実感。「クリスマスの予定は?」と聞かれ、「特にないよ」と答えるも、「KFCを注文するでしょ」とウインク。日本の不思議な風習が知られてきたか。
パラマタの百貨店マイヤーにも写真撮影のモデルにサンタが出現。ただ不景気のせいか偶然か、今年は並ぶお客がいない。一人ぼっちのサンタが寂しそうで、撮ってもらうとサンタのジェスチャーがやけに大きい。つられて家族全員が大げさなポーズ。大きく開けた口元にマスクはなし。
ライドの住宅街で、有名な電飾の飾り付けが復活。夜には一帯の住宅や庭が明るく彩られ見物人が大勢訪れるも、同じ通りにはぽつぽつと真っ暗な家も。
久しぶりの賑やかで華やかなクリスマスでも、寄るインフレにため息を一つ。(尋助)
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