豪東部の洪水被害、食肉加工業にさらなる打撃
新型コロナウイルスの変異株「オミクロン株」の感染流行を背景とする人手不足や畜牛価格の高騰で年初から苦境を強いられていたオーストラリアの食肉加工業界だが、今度は洪水被害による新たな問題に直面している。
本年度の牛価格、予想大幅超え=ABARES
オーストラリア農業資源経済・科学局(ABARES)はこのほど、セールヤード(家畜売り場)における2021/22年度の肉牛の売却平均価格が1キログラム当たり7.89豪ドル(1豪ドル=約83円)になるとの見通しを明らかにした。
急落の畜牛価格EYCI、2月は下げ止まる
1月下旬に急落したオーストラリアの東部地区若齢牛指標価格(EYCI)は、2月に入り11.1~11.3豪ドル(枝肉1キロ当たり、1豪ドル=約83円)の範囲で推移した。
肉牛の枝肉重量、QLD州で過去最高記録
豪政府統計局(ABS)が発表した2021年第4四半期(10~12月)の家畜処理統計で、食肉加工された肉牛(成牛)の1頭当たりの枝肉重量が315.6キログラムとなったことが分かった。
北西部唯一の食肉処理場、1年ぶり再開へ
西オーストラリア(WA)州北西部で唯一の食肉処理場キンバリー・ミート・カンパニー(KMC)が畜牛価格の高騰による1年以上の閉鎖を経て、今年3月に再開する見通しであることが分かった。
NZ生体家畜輸出禁止、中国企業が継続要請
ニュージーランド(NZ)政府が来年4月末から海上輸送による生体家畜輸出を禁止することについて、中国の国有企業2社がこのほど、禁止を取り止めるよう嘆願書を提出したことが分かった。
最もおいしい牛肉は? MLAが表彰へ
オーストラリア食肉家畜生産者事業団(MLA)は来月、食味の優れた牛肉を提供する生産者を表彰する「MSA(食肉等級の格付け制度のミート・スタンダード・オーストラリア)・エクセレンス・イン・イーティング・クオリティー」を開催する。
鶏肉インガム、コロナ収束後も価格高止まり
オーストラリアの鶏肉最大手インガムが、新型コロナウイルスの流行による労働力不足やサプライチェーンの混乱が収まった後も、販売価格が上昇する可能性があるとしている。

