オージーの米国化
ハロウィーンの次はサンクスギビング(感謝祭)と、米国の行事がオーストラリアで浸透し始めた。お祭り好きのオージーが取り入れてこなかったほうが不思議だが、昔は米国流を良しとしない欧州系移民の影響が強かった。今では非欧州系移民が増え、若い世代は米国文化に好意的だ。
感謝祭の普及で増えているのが、七面鳥の販売だという。オーストラリアではこれまで、七面鳥の販売ピークはクリスマスとイースターだったが、今では感謝祭にはイースターを超える需要があるそうだ。ちなみに米国では年間で食品が一番消費される日が感謝祭、次がスーパーボウル(アメフトのプロリーグ決勝戦)だとか。
オーストラリアの飲食店でも、スーパーボウルの日の売り上げが競馬のメルボルンカップを上回るところが出てきた。先日参加した日本食レストランでの大相撲観戦ディナーも、米国スポーツに負けじと人気が出て欲しい。(葉羽)
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