ワイン用ブドウ生産回復、赤用過多に懸念

オーストラリアで過剰在庫が続く赤ワイン用ブドウの増産が、業界の懸念材料となっている。オーストラリア連邦政府機関ワイン・オーストラリア(WA)によると、2025年ワイン用ブドウ圧搾量(速報値)は前年比11%増の157万トンとなり、過去2年の不作からは回復の兆しを見せたものの、赤ブドウの供給増が市場の需給バランスを一層悪化させるとの指摘が出ている。

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