豪のアルコール消費、失速ぎみ 缶ハイボールなどは好調
2022年6月までの1年間で、平均的な4週間の間にアルコールを消費したことのあるオーストラリアの消費者の数は1,360万人(人口比67.9%)で、前年度から1.8%減少したことが分かった。酒類別ではビールやワイン、スピリッツなどで消費者数が減った一方で、アルコールを炭酸水などで割った缶ハイボールなどのRTD(Ready To Drink、すぐ飲める飲料)が唯一増加し、かつ過去最多となった。前年度には新型コロナウイルス流行による巣ごもり効果で増加したアルコール消費だが、全体的には短期間で失速した形。ただその中でも、RTDは消費者の間で一定の存在感を示していると言えそうだ。【ウェルス編集部】