バブス127%増収、米輸出と中国代購回復で
山羊とオーガニック(有機)牧草肥育牛からの粉ミルクなどを製造するバブス・オーストラリアの2021/22年度(21年7月ー22年6月)決算は、売上高が8,930万豪ドル(1豪ドル=約95円)と前年度比で127%増加した。粉ミルク不足を解消するための米政府の「オペレーション・フライ・フォーミュラ」(粉ミルク空輸作戦)に加え、中国の購入代行ビジネス代購の回復が追い風になった。売上高の急増を受け、21/22年度の純損失は前年度の7,480万豪ドルから1,140万豪ドルに縮小。粗利益率は32%に上昇した。各紙が伝えた。