地声人語 - vol.585

■うらやましい限りです。新型コロナウイルスも落ち着き、オーストラリアでの友人の多くが年末年始に日本に一時帰国しています。SNSには温泉やおせち料理を堪能する友人らの写真ばかり。年越しそばも食べず、お雑煮も食べなかったシドニーにいる私。今年は門松やおみくじなど彼らの写真を通して、伝統的な日本の正月を味わいました。(弥生)

■うれしい限りです。クリスマス明けに思い立ってビーチの近くに宿がないかと探すと、手を出しかねる宿泊料金が並ぶ中、手頃な価格のホテルが最後の一部屋で予約できました。渋滞に巻き込まれることもなく、天気も予想以上に良く2日間の海水浴を楽しんだ私。ただ、日焼け止めの塗り忘れが後で発覚し、外に出る度に赤恥的な正月を味わいました。(欣達)

■なやましい限りです。今年の目標は完全禁煙と決め、正月休みはニコチンガムを噛みながら旧作映画を見続けました。しかし見た映画が悪かった。「ゴッドファーザー」はどのシーンでもタバコを吸っているのです。禁煙は休みが終わるまで延期しようか、なんて優柔不断な私。正月ほど最適なスタート時期はないと思い返し、禁欲的な正月を味わいました。(尋助)