地声人語 - vol.566

自宅の窓にゴシキセイガイインコ(Rainbow lorikeet)が遊びに来るようになりました。名前の通り虹色の鳥でとても賢いです。最近はこちらが窓の下に顔を引っ込めると、向こうも顔を引っ込め、顔を出すと向こうも出すという遊びを習得。利上げ、インフレ、コロナで社会経済が不安定な中、野生のインコと「いないいないばあ」を楽しむ生活です。(岩下)

自宅の庭にカササギ(Australian Magpie) の親子がよくやってきます。でっかくて賢い、白黒のアノ鳥です。先日、庭に成るミカンを、ごっそり落として食い散らかしていくので参りました。これには業を煮やし、残りのミカンの実は、熟す前に収穫してしまいました。いかに彼らから庭を守るか。野生のマグパイとの知恵比べの生活です。(西嵐)

自宅の周りに伝書バト(Carrier pigeon) が舞うようになりました。我が家の隣の家が、伝書バトを大量に飼っているのです。休日に窓を眺めていますと、ハトの群れが、近所に大きな円を描いて住処に戻ってくるのが見えます。彼らは遠く国外にも渡るようです。コロナ禍でなかなか自由に海外に行けない中、自由に国境を越える野生のハトを羨む生活です。(天真)