第17回 スコットランドの羊、温暖化で小型化!

ウール製品を洗濯する際、熱いお湯で洗うと縮みやすいのをご存じでしょうか。羊の毛は巻き毛になっています。ニットにする時には蒸気や熱でこれを真っすぐにしているのですが、洗濯でお湯を使うと、そのヨリが戻ってしまい縮んだように見えるのです。

これはウールについての話ですが、実は似たような現象が、実際の羊の体にも起こっているとか。科学者によると、昨今の温暖な気候が原因で、羊の大きさが小型化しているというのです。今回は、そんな驚きの現象についてご紹介します。

英タブロイド紙デイリー・メールのオンライン版「メール・オンライン」によると、科学者はスコットランドの西側約190キロに位置するセント・キルダ諸島のハータ島に生息する野生羊について、たび重なる暖冬の影響により、過去23年間で体が小さくなっていることを突き止めました。この羊はソーア羊と呼ばれ、長い足と刈らずに摘み取れる黒褐色の毛が特徴です。科学者はこの発見が、気候変動が短期間のうちに、動物の大きさや形を変えてしまうことを初めて明らかにしたものと指摘しています。

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