第3回 実は理想的!羊肉の栄養価

羊肉の栄養価がほかの食肉と比べて非常に優れていることをご存じですか?羊肉は成長度合いで名称が変わり、子羊をラム、成長した羊をマトンと呼びます。日本人にとっては豚肉や牛肉ほど身近ではありませんが、食材としての利点が多く、羊肉は近年日本で見直されています。今回は、理想的な食材としての羊肉の利点をご紹介します。

■高タンパク
羊肉は牛乳並みの高タンパクで、タンパク質を構成するすべての必須アミノ酸を、バランスよく供給してくれます。米や豆類も重要なタンパク源ですが、羊肉のタンパク質含有量はそれらを大きく上回ります。

■豊富なミネラル分
羊肉には吸収されやすい鉄分が豊富に含まれています。また、抗酸化、免疫力活性、新陳代謝に深くかかわる亜鉛や、骨や歯を丈夫にするカルシウムも多く含まれています。そして注目すべきはビタミンB群です。鉄分と同様に不足すると貧血の原因となるビタミンB12をはじめ、疲れをとるビタミンB1、皮膚を美しく保つビタミンB2などを豊富に含みます。

■吸収されにくい脂肪
羊肉の脂肪は牛肉や豚肉に比べて融点が高く(44℃)、体内に入っても吸収されにくという特徴があります。一方でそのほかの栄養素はそのまま消化・吸収されます。

■低いコレステロール含有量
羊肉のコレステロール含有量は魚と同程度で、牛肉や豚肉と比べるとかなり低いです。また、コレステロール値を下げ、動脈硬化・血栓ができるのを抑える不飽和脂肪酸も、羊には豊富に含まれています。

■ダイエットに効果的
動物性タンパク質に含まれるカルニチンはアミノ酸の一種で、摂取すると細胞内の脂肪を燃やす効果があります。羊肉は食肉の中で最も多くカルニチンを含み、牛や豚に比べると3~10倍にもなります。羊肉の中でもマトンにより多く含まれ、食べると体内の脂肪の燃焼を促進してくれます。
このように、羊肉はさまざまな側面から私たちの健康をサポートしてくれる食材です。この栄養豊富な羊肉を、もっと毎日の食事に取り入れてみませんか?

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