ワイルド食材
日本に住む大学時代の友人がシドニーに来て共に会食した。彼女の今回のオーストラリア訪問は父親とのエアーズロック旅行が目的だが、帰国前にシドニーで時間を作ってくれた。
「肉とパンばかりだったから野菜が食べたい」という友人。魚と野菜の料理を食べながら、話はエアーズロックのバーベキューで出たという「オーストラリアのワイルド食材」に移った。カンガルーやエミュー、ワニの肉だ。全ておいしく食べたというが、バファローだけは臭みがありそうで食べられなかったという。
「バファローはオーストラリアの動物ではないのでは」といぶかしむオージーの夫。実は、北部準州にバファローが持ち込まれたのは約190年前と古い。現在はアジアに生体輸出されており、牛乳の代用品として乳を生産する農家も出ている。まだシドニーではあまり知られていないが、北部準州ではすでに、地元に根付いた「オージー食材」なのかもしれない。(葉羽)
投稿者プロフィール
最新の投稿
- アグリ&フードTECH最前線2021年9月24日番外編 インドネシア、アグリテック急成長続く 農家の生産から資金調達支援まで、タニハブCEOに聞く
- 企画・特集2016年6月3日マカダミアナッツ考
- 企画・特集2016年6月3日第42品 ザ・ジュース・ラボのライブワイヤ
- 林業2016年6月3日ベトナム向けカンボジア産木材輸出、2年で8倍に