第95品 「フィラデルフィアのクリームチーズ」

ワインにぴったりのコクのある味わいが特徴

パーティー好きのオージーにとっては、ワインと一緒に軽くつまめるスナックとディップは、常に自宅の冷蔵庫にキープしてあるものです。今回紹介するのは、その中でも「フィリー」の愛称で知られる「フィラデルフィア」ブランドのクリームチーズ・ディップです。

アメリカ製のようなネーミングですが、ちゃんとカンガルーマークが付いているオーストラリア産商品で、地元の大手スーパーの乳製品の棚には必ずと言っていいほど置いてある老舗商品です。フィリーはクリームチーズ専門ブランドで、ほかの商品はブロックタイプなどがあるだけなので、クリームチーズに特化したブランドの安心さを与えています。これを生産しているのは、世界の菓子大手モンデリーズ・インターナショナル。フィラデルフィアのほかには、あのベジマイトなども生産しています。

値段は250グラム入りで6豪ドル(1豪ドル=約83円、価格は調査当時)と、やや高めですが、毎日使っても1カ月は持ちそうです。筆者はあまりディップは食べないタチですが、このクリームチーズはコクがあっておいしいです。チーズというよりもややヨーグルトに近いかもしれません。パンやクッキーに塗って食べたり、チーズケーキに使ったりするのはとても合いそうです。普通のバターなどと比べ、脂肪分を60%減らしているようで、ヘルシーさにも気を使っていることがうかがえます。(西嵐)

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