第34品 ジャック・リンクスのビーフジャーキー
ニュージーランド(NZ)でミートスナック最大手のジャック・リンクスNZ。同社の看板商品、NZ産牛肉を使ったビーフジャーキーは、日本でも三菱食品が輸入販売しています。筆者はオーストラリアの大手スーパーマーケットで商品を購入しましたが、パックの裏には日本語で商品説明が書いてありました。
ジャック・リンクスは米国の会社で、創業者のジャック・リンク氏が祖父の家で発見したレシピを使ったビーフジャーキーが人気です。ジャック・リンクスNZは、同社とNZ人のジョン・コーナー氏が共同で2002年にオークランドで立ち上げました。同地に最新製造設備を持ち、生産分の94%を輸出しています。NZの牧草肥育牛は脂肪が少なく安全とされることから、海外からの人気が高く、週の生産量は100トンを超えます。日本市場でも「安心・安全」がアピールされています。
ビーフジャーキーの味は3種類あり、価格は50グラム入りで4.50豪ドル(1豪ドル=約83円、価格は調査当時)です。オリジナルとテリヤキ味を食べてみましたが、両方ともしょう油と砂糖を使った味付けで日本人好み。ミートスナックは高タンパクで低脂肪、鉄分も豊富な手軽な健康食として世界的に人気が高まっているそうです。(葉羽)
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