第300品 マリナイのカンガルー・ジャーキー

もはやカンガルー肉かどうか分かりません

オーストラリアの動物と言えば、すぐ思い浮かぶものがカンガルーでしょう。ただ有名なだけではなく、スーパーマーケットでは、ゲーム・ミート(野生動物の肉)としてカンガルー肉も売られています。低脂肪・高タンパク食品として栄養価も高いことから、健康のためにわざわざカンガルー肉を選んで食べているオージーもいます。

ただ、いざ食べるとなると、臭みが駄目な人も多いかもしれません。そこでおすすめしたいのが、ニューサウスウェールズ州を拠点とする食品加工会社マリナイが製造・販売するカンガルー・ジャーキーです。マリナイは、元々ビーフジャーキーが主力商品で、口当たりを柔らかくしたソフト・ビーフ・ジャーキーや、韓国料理のブルコギ風味や日本料理の照り焼き風味、ホット・スパーシー風味のビーフ・ジャーキーを販売しています。

マリナイは、これまで得たビーフ・ジャーキーのノウハウを生かし、エミュー肉やワニ肉のジャーキーだけでなく、カンガルー肉ジャーキーも売り出しています。スーパーマーケットでは3.5豪ドル(1豪ドル=83円)で販売されており、スパイシー版もありましたが、普通のジャーキーを試してみました。ソフト・ジャーキーも作る同社の技術が生かされ柔らかな食感で、味はカンガルー肉らしくない普通のビーフ・ジャーキーのようで普通においしく、カンガルー臭さを期待していると、逆にがっかりするかもしれません。(欣達)

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