第17尾 「Mackerel(ゴマサバ)」

今回は庶民魚の王様とも言えるサバを取り上げます。オーストラリアでよく見るサバ(写真)は、中央から腹部にかけて胡麻状の文様が散見されるので、マサバではなくゴマサバとみられます。

皮は薄くて剥ぎ取りやすい

ゴマサバは、マサバよりも暖かい海水温を好み、生息する水深もマサバよりも浅いようです。

こちらオーストラリアでも、近所のショッピングモールをのぞくと、比較的安く年中売られていて、季節などにもよりますが1キロ9~13豪ドル(1豪ドル=約85円)で、長さは最大45センチくらいでしょうか。

筆者は、目が透き通り、鮮度がいいものが入ると捌いて刺身でいただきます。捌く立場としても、薄く剥ぎ取りやすいサバの皮はとても便利です。

ただし傷みやすい魚なので、通常は酢やみりんで締めて、シメサバを作り少しずついただきます。締める時間を短めにすると絶品の味で、とろみさえあって素晴らしい珍味です。

もちろん、3枚におろして塩焼きにしてもおいしいです。

筆者はちなみに、サバの水煮缶が大好物なのですが、あの味を再現しようとして、生のサバをぶつ切りにして圧力鍋で煮て味を加えて食べたりもします。確かに缶のサバと比べても、自分で作る水煮サバは身こそモチモチしてはいますが、どうしてもサバ缶の骨の柔らかさやあの味を再現できません。それは企業秘密なのでしょう。(西原哲也)

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