ＱＬＤリサイクル制度、利益相反で汚職疑惑

オーストラリア・クイーンズランド（ＱＬＤ）州のリサイクル奨励制度「コンテナーズ・フォー・チェンジ（Containers for Change）」を巡り、不正やガバナンス上の問題が浮上している。州議会の特別委員会がまとめた報告書によると、制度運営を担う「コンテナーズ・エクスチェンジＱＬＤ（ＣＯＥＸ）」で利益相反、不当契約、監督体制の欠如が確認され、10件が州犯罪・汚職委員会に付託された。同州政府は、報告書に記された21項目の改善勧告を検討する方針だ。17日付オーストラリアンが報じた。