豪農業セクター、利益多い年に=ラボバンク
オランダの農業系金融機関ラボバンクは、オーストラリアの農業セクターの今年の見通しをまとめたリポート「アグリビジネス・アウトルック2021」で、中国との貿易の緊張は続くものの、コモディティー価格の上昇や良好な気候条件、低金利を背景に、総じて利益の多い年になると予想した。
印の砂糖補助金、豪主導で解決間近か
オーストラリア政府が主導し、ブラジルやグアテマラとともに世界貿易機関(WTO)に紛争の解決を要請していたインド政府の砂糖農家への補助金問題が前進した。
豪農産物、中国向け禁輸観測で不安高まる 米国次第の見方も
中国政府が今月6日からオーストラリア産の木材やロブスター、砂糖、石炭、銅など7品目の輸入を禁止するとの臆測が広がり、輸出業者の間で不安が高まっていたが、12日時点でビクトリア州の丸太を除き、大きな変化は見られていないようだ。
終わり見えぬ中国の豪産品規制 ロブスターや木材に砂糖なども?
中国政府が今度はロブスターや木材、大麦など、複数のオーストラリア産農水産物の輸入に制限を加えたことが明らかになり、農業界に衝撃が走っている。
砂糖の世界需要回復も、豪産の価格は低調か
2020/21年シーズン(20年10月~21年9月)の世界の砂糖業界は、新型コロナウイルスの影響で減退していた需要が1.9%持ち直すものの、インドやタイ、欧州、北米での生産量が回復するため、20万トンと小幅な供給過剰となる見通し--。
QLDサトウキビ農家、土地評価額増に異議
オーストラリア・クイーンズランド(QLD)州のサトウキビ生産地で、農地の土地評価額が最大で300%増加したことを受け、土地にかかる税額が増えることから、多くの生産者が異議を唱えている。
食品・飲料の砂糖添加量、表示義務付けか
オーストラリアの連邦政府と州政府の保健相が19日、オーストラリア・ニュージーランド食品安全局(Food Standards Australia New Zealand、FSANZ)に対し、包装済み食品と飲料の栄養情報ラベルにおいて、砂糖の添加量の表示を義務付ける方向で規制を見直すよう命じたことが分かった。