物流の混乱は来年も=ABARES
オーストラリア農業資源経済・科学局(ABARES)は最新の農業見通しリポートで、新型コロナウイルスを背景とする物流の混乱は、2022年も継続すると予想した。
やっぱり!OZは砂糖取り過ぎ 日常の食品で
オーストラリアではロックダウン(都市封鎖)の影響もあってスーパーマーケットで食品を購入する人が増えているが、シドニー大の研究機関ジョージ・インスティチュート・フォー・グローバル・ヘルスが実施した調査で、消費者が日常的に消費する食品から多量の砂糖を摂取していることが判明した。
豪政府、インド砂糖問題で タイから協力要請か
オーストラリア政府は、インド政府による砂糖の生産・輸出への補助金拠出が長年にわたって続き、世界の砂糖価格に影響を与えている問題で、タイ政府からブラジル、グアテマラとも連携してインドに圧力を加えるよう協力を要請される可能性がありそうだ。
豪英FTAで13億$恩恵か 豪産農産物の関税引き下げ
オーストラリアが英国と自由貿易協定(FTA)に大筋で合意しオーストラリアからの輸出品目の最大99%が関税引き下げ対象になることを受け、オーストラリア経済は、年間13億豪ドル規模の恩恵を受けると皮算用している。
砂糖入り飲料の消費量、 22年間で30%減少
オーストラリアの砂糖入り飲料の1人当たり消費量が過去22年間で30%減少したことが、非アルコール飲料メーカーの業界団体であるオーストラリア飲料カウンシル(ABC)の委託により実施された調査で分かった。
世界は持続可能な砂糖求める、豪は優位=大手
世界の食品製造大手の間で「持続可能な方法で生産された砂糖」への需要が高まっており、サプライチェーン内でブロックチェーン(分散型台帳)技術の導入が進むオーストラリアは、ブラジルやインドなどの競合国よりも優位な位置につけている─。
豪農業セクター、利益多い年に=ラボバンク
オランダの農業系金融機関ラボバンクは、オーストラリアの農業セクターの今年の見通しをまとめたリポート「アグリビジネス・アウトルック2021」で、中国との貿易の緊張は続くものの、コモディティー価格の上昇や良好な気候条件、低金利を背景に、総じて利益の多い年になると予想した。