子羊販売数も急増、取引価格に下落圧力
オーストラリア国内で3月第3週(3月16~20日)に、セールヤード(家畜売り場)で売りに出された子羊の数が26万3,400頭に達し、今年に入って最多を記録したことが、オーストラリア食肉家畜生産者事業団(MLA)の調べで明らかになった。
QLD中部の肉牛競売、頭数増加で価格低下
オーストラリア・クイーンズランド(QLD)州中部ブラックオール(Blackall)のブラックオール・ライブストック・エージェンツ・アソシエーション(BLAA)が毎週行っている肉牛オークションは、新型コロナウイルス感染症の拡大を防ぐための社会的距離(ソーシャル・ディスタンディング)のルールを守りながら実施された。
不確実性高まり牛の販売頭数2倍に
オーストラリア食肉家畜生産者事業団(MLA)によると、3月第3週の全国の売りに出された牛の頭数(yardings)は9万2,450頭で、前週の約2倍近くの数となった。
畜産農家が窮地、自然災害
オーストラリアでは長引く干ばつや山火事、洪水などの自然災害に加え、最近では新型コロナウイルス感染症の感染拡大防止策が強化されていることに伴い、畜産生産者が苦境に立たされている。
豪の牛肉航空輸出、国際線全休で事実上停止
新型コロナウイルス感染症の拡大を背景とするオーストラリア政府の渡航禁止勧告を受け、カンタス航空と傘下の格安航空会社(LCC)ジェットスター、ヴァージン・オーストラリアは国際路線を3月末から全休する。
QLD州新海事規制、生体牛輸出に影響懸念
オーストラリアのクイーンズランド(QLD)州海事安全局(MSQ)が、新型コロナウイルスの感染拡大を防ぐ防疫措置として、輸送船が最後に海外の港を出港してから国内の港に入港するまでに14日間の隔離期間を設ける新たな規制を発表した。
ラム肉価格が下落、パニック買いで需要増も
新型コロナウイルスのパンデミック(世界的大流行)の影響で、オーストラリア国内のスーパーマーケットや精肉販売店は、消費者のパニック買いによる需要に応えるのに精いっぱいの状況だ。

