第48品 「インガムズ(Ingham's)のターキーミートローフ」
日本ではあまり一般的ではない七面鳥(ターキー)ですが、オーストラリアでは幅広く食されています。鶏ささみを上回るという高たんぱく・高栄養価にもかかわらず、鶏肉よりも低脂肪という優れた食材です。
鶏肉生産でオーストラリア最大手のインガムズは、鶏肉のほか、七面鳥肉も広く手掛けています。最近は忙しい現代人向けに、加工済み商品も増えました。1918年にシドニー南西部の農場からスタートした同社は、今やオーストラリアとニュージーランドで8,000人強を雇用する大企業です。
今回取り上げるターキーミートローフは、国産の七面鳥肉100%を使った、「長方形のハンバーグ」です。味付きなので、ふたをはがしてオーブンに放り込むだけの簡単調理。700グラムで11.50豪ドル(1豪ドル=約79円、価格は調査当時)です。人口着色料・調味料、成長ホルモンは未使用です。
夕食として食べた後、残りはカツサンドのようにパンにはさんで翌日の昼食になります。パン粉のようなブレッドクラムスが乗せてあるので、外はカリカリ、中はジューシーです。
七面鳥肉には、セロトニンの材料となるトリプトファンが含まれており、心を穏やかにする効果もあるそうです。忙しい1日の終わり、七面鳥肉の夕食でリラックスするのもいいですね。(葉羽)
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