第11品 サウスケープ・クリームチーズ
スーパーマーケットで売られるチーズは「プロセスチーズ」がほとんどで、まだおやつのような位置づけですが、乳製品の本場でもあるオーストラリアでは、カマンベールやブリーの「白カビタイプ」、ゴルゴンゾーラやロックフォールの「青カビタイプ」など、さまざまな種類のチーズが大きなスペースで売られています。
今回紹介する「サウスケープ」ブランドのクリームチーズは、熟成させない「フレッシュタイプ」のクリームチーズです。欧州風チーズ独特の臭みもなく、写真の「アプリコット&アーモンド」味は、ワインやビールと一緒に、クラッカーに乗せて食べるとよく合います。チーズの臭みが苦手な日本人の口にも合うと思い、筆者は大量に買って日本のお土産にしたこともあります。価格は約5豪ドル前後(1豪ドル=約86円、価格は調査時点)と比較的安価です。
ちなみにこのサウスケープは、日本のキリン・ホールディングスが買収した地場食品大手ナショナルフーズの傘下にあります。日本でも流行するかもしれませんね。(西嵐)
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