農業も目指すはウェルビーイング向上 酪農業の4者座談会(前編)
オーストラリアの酪農業界には、持続可能性を高めるための取り組みを規定する「持続可能性フレームワーク」が存在する。酪農家も乳加工企業も含めた業界全体を対象とするその枠組みは、酪農業界の「あるべき姿」を目指し、生産性や競争力、品質、職場環境、動物福祉に加え環境保護などで目標を設定し、進捗を常に確認している。オーストラリアの酪農業界の「成績表」とも言えるこの仕組みについて、業界団体デアリー・オーストラリアで持続可能性、酪農場、乳加工業界、貿易を担当する4人の幹部に座談会形式で話を聞いた。【ウェルス編集部】