やっぱりコメでした

会社のランチなどで中華系弁当をたまに買うことがある。好きなおかずを2~3品選ぶ日替わり弁当だ。これはこれで美味しいものだが、日本食の弁当を食べた時のような満足感がないことに、なぜだろうと不可解な気分でいた。

中華系のおかずをそのまま日本食弁当のパックに入れても、日本食弁当として十分売れるように思うが、それでも何かが違う、と思っていた。先日、その違いに気づいた。やはりコメが全然違う。

日本の寿司屋では、おいしいコメが入手できたら、刺身が乗らないご飯だけの寿司を提供する店もある。日本人にとって、コメは食の王様なのだろう。パサパサのご飯をおかずと食べていたので満足できなかったのでは、と遅ればせながら気づいた。しかし日本のコメは、海外ではなかなか値が張るものだ。

日本では、需給調整でコメを減産するのだという。あの…、減産せずに海外にもっと売ってくれないかな、と勝手に思っている。(西嵐)

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